海上都市に引っ越す前に治安の確認を忘れずに

見逃しがちな治安

物件そのものの雰囲気や機能性は内見の際にある程度見て判断することができますが、その他にも押さえておくべき確認事項として引っ越し先の治安があります。住む前でも治安を確認する方法はいくつかあります。以下にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

不動産会社に直接聞く

一番手っ取り早い方法は、物件探しの際に相談する不動産会社に直接聞くことです。地域の住宅情報を把握していますので、治安が良いエリアを知っています。事前に要望として治安が良い場所という条件を伝えるのもありです。先に伝えておけば、調べていくうちに治安が悪いことが分かり、また探しなおさなければいけないという手間を発生させずに済みます。

夜に行ってみる

物件の内見に行くのは昼間の時間帯がほとんどです。しかし地域によっては昼と夜で雰囲気がガラッと変わることもあります。夜になると若者たちがそこら中でたむろしていたり、深夜になると暴走族などの騒音が聞こえてきたりといったケースも考えられます。ですので、気になる物件があったらその周辺を夜の時間帯に歩いてみましょう。そうすることで、街灯が少なくて周りが見えづらいなどといったことも分かるかもしれません。子どもがいる家庭の場合は通学路も確認しておきましょう。

生活している人の声を聞く

インターネット上の口コミも参考になります。地域名で検索し、治安に関する悪い情報が流れていないか確認しましょう。もちろんすべてが正しい情報とは限りませんが、あまりにも悪い噂が多くヒットするようなら要注意です。
また、警視庁が公開している犯罪情報マップも役立ちます。地域別に細かく犯罪情報が掲載されています。希望の地域の情報を確認し、何か犯罪がおきているか、おきているのであればどのような内容なのか、頻度はどのくらいなのか、という点を確認してください。
そして、とても効果的なのが実際にその地域に住んでいる人に話を聞いてみるという方法です。いきなり話しかけても大丈夫だろうかと心配されるかもしれませんが、きちんとこの地域への引っ越しを検討しているので治安について知りたいという理由を伝えれば問題ありません。住民だけではなく近くのコンビニなどの店員さんに聞いてみるのもありです。実際にその地域で生活している人だからこそ知っている情報というものがありますので、しっかり確認しておきましょう。

油断は禁物

これらの方法で治安の良い地域を選んだ後も油断はしないでください。治安が良い地域でも、いつ何がおこるかは分かりません。自身の気の緩みから何らかの事故に巻き込まれてしまっては元も子もありません。不用意な行動をしないように、普段から気を付けて生活するようにしましょう。