海上都市のすすめ
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世界各地にある人工島と誕生の背景【2021/09更新】
観光地として人気のフルマーレ
観光地として有名なモルディブにあるフルマーレという人工島をまずご紹介します。およそ4万人の人々がここで生活をしていますが海上都市としての歴史は浅く、2004年頃に人々が島に移住してきました。近年建設された人工島ということもあり、様々な最先端技術を取り入れているのが特徴です。島の電気は自然エネルギーを利用して作られており、世界的にも注目されています。観光地ということで外国から訪れる人も多く、ホテルやレストラン、そして美しいビーチを存分に楽しめるウォータースポーツなども充実。非常に人気の高い人工島です。
国際博覧会をきっかけに作られたノートルダム島
カナダ・ケベック州モントリオールにあるノートルダム島は観光名所の一つで、ジル・ヴィヌーヴサーキットやモンレアルカジノ場が有名です。1967年の国際博覧会のためにモントリオール市が地下鉄を建設。その際に掘り起こした1500万トンもの岩石を活用してできたがのが聖ローレンス川にある人工島、ノートルダム島です。
歴史のあるヴィルヘルムシュタイン
ドイツ北西部にあるシュテインフード湖に浮かぶヴィルヘルムシュタイン島は、18世紀に要塞として建設されました。敵からの攻撃から身を隠すために作られたヴィルヘルムシュタイン島は東京ドーム約11個分の広さがあり、漁師たちが少しずつ湖に岩石を落としながら約2年間かけて作られたと言われています。島へは昔ながらの帆船でアクセスします。
ワールドカップ開催地であったパール・カタール
中東カタールの首都ドーハの海に浮かぶ人工島パール・カタールは、2022年に開催されるFIFAワールドカップのために建設されました。10年間かけて建設されたパール・カタールには5つ星ホテルや高級レストラン、巨大ショッピングモール、エンターテイメント施設などがあり、世界で最も注目されている海上都市です。現在の島の人口は約12000人ですが、ワールドカップ開催に向けて数倍に増えていくと見込まれています。ワールドカップ開催時期は島全体が非常に大きな盛り上がりをみせることでしょう。
多方面の問題を抱えるトレジャーアイランド
オークランドとサンフランシスコを結ぶベイブリッジの中間にあるトレジャーアイランド。1936年にサンフランシスコの砂浜が消失の危機にあるという理由から開発が進められ、1939年に完成した人工島です。ゴールデンゲート国際博覧会が開催されたこの島は、その後海軍の所有する海軍基地になり、1997年に閉鎖されました。閉鎖後は音楽祭やフリーマーケットの会場として有名になりましたが、島は放射性物質による汚染が進んでおり、その存在を海軍が隠し続けていたという問題が発覚しました。現在は島の除染作業が進められており、今後は住宅やホテル、公園などの建設が計画されています。
世界最大の人工島 パーム・ジュメイラ(2021年9月28日追加記事)
ドバイの3つの人工島からなる、『パーム・アイランド』のうちの1つ。上空から見ると、ヤシの木のような形をしているのが特徴で、中央に真っ直ぐな幹が通っており、そこから16本の枝が伸びています。外縁は全長11km。世界最大の巨大なこの人工島は、宇宙からも見えると言われています。
パーム・ジュメイラは、観光資源を目的として2001年6月に開始されました。2006年に初めての宅地分譲・島内への移住がスタートし、現在ではマンションや一戸建てなどの住宅も多く建設されています。そのほか、スーパーや病院、コンビニ、ショッピングモール、レストラン街などの生活施設も充実。車での移動以外にも、メトロやモノレールといった公共交通機関も整備されており、日常生活は島内で十分完結します。
2008年にはドバイを象徴する高級ホテル『アトランティス・ザ・パーム』が完成。伝説の大陸「アトランティス」をモデルとしたホテルで、敷地内にウォーターパークや水族館などの海のアクティビティが楽しめます。このホテルに限らず、島内には5つ星を獲得している高級ホテルが数多く立ち並んでおり、リゾート地として多くの人から親しまれています。